脂肪吸引とは
脂肪吸引って何ですか?
脂肪吸引とは、身体についている無駄な脂肪分を強制的に吸引して排除してしまう究極の痩身法です。
脂肪というのは、体内にある脂肪細胞の中に蓄積されていくエネルギーで、身体を動かす際の資源として利用されます。
本来は蓄積目的に溜め込まれるエネルギーで、暖熱や衝撃吸収の目的があるのですが、近代でこれらの機能が必要になるケースは多くありません。
逆に摂取するカロリー量が消費するカロリー量を凌駕しているため、不要なエネルギーが蓄積され続けていくことが多くあります。
これが肥満の原因になっています。
脂肪吸引は、細胞組織をカニューレと先に穴が開いた呼ばれる細長い金属製の管を利用して吸出す方法です。
脂肪細胞の大きさはかなり小さく10μmから20μmしかありません。
人間の体内に脂肪細胞が成人で250億~300億個あるといわれています。
この脂肪細胞はエネルギーを蓄積することで400倍までのサイズになるといわれています。
この膨れ上がる脂肪細胞を除去することが、一番効果的な痩身法になるのです。
脂肪吸引の仕組み
脂肪が蓄積される場所は人間に2箇所あります。
一つは皮下脂肪、皮膚の下にある脂肪です。
もう一つが内臓脂肪、内臓の周囲にある脂肪です。
脂肪吸引とは、皮下脂肪を吸引する手術になります。
もう一つの内臓脂肪、これは手術で吸引することができません。
内臓脂肪はもともと燃焼しやすく、蓄積としての機能が強いのです。
内臓を衝撃から守るための機能もあるため、この脂肪を強引にとると身体の中に空洞ができて悪影響を及ぼす恐れがあるからです。
皮下脂肪の吸引には、皮膚の上からカニューレと呼ばれる金属のストロー状の管を差し込んで行います。
あわせて脂肪をほぐしたり止血などの効果のある薬剤を投入したり、超音波などを使って脂肪を取りやすくします。
手術には麻酔を用いて痛みを軽減したり患部の治りを早めるために止血などの麻酔を用います。
脂肪吸引の方法
脂肪吸引にはいくつかの方法が存在しており、それぞれ簡単にご説明してまいります。
浅層脂肪吸引法
1991年にイタリアで開発された吸引の方式です。皮下脂肪の浅い層にある脂肪を吸引する手術の方法を指します。
浅い層の脂肪のみを吸引するこの方式では、脂肪を吸引した後の皮膚のたるみを最低限に抑えることができます。
この手術には高度な技術を要し、熟練者でなければ吸引後に皮膚の凸凹が生じやすい問題があります。
シリンジ法
通常の機械圧での吸引ではなく、手動圧での吸引を行う方法です。注射器のような器具で吸引の圧力を微調整しながら脂肪を吸引します。
丁寧な吸引が可能で、ボディバランスのコントロールが容易になります。
また、吸引圧を強くしすぎて身体を傷つけることが少なく、患者さんへの負担を最低限にできます。
ただし、手術に熟練の腕が必要なため、短時間でこのオペを終わらせられる医師は少ないです
超音波脂肪吸引法
脂肪が吸引しやすくなるように細かく分解していく方法です。吸引時に脂肪が固まりになっていると、カニューレからうまく吸引できないことがあります。
他の組織が引っ張られて身体にダメージになることも。
そんなことを亡くすのがこの方法です。
脂肪の塊(セルライト)は運動不足や血行が悪い人におきやすく、セルライトの状態になると脂肪がうまく燃焼されないという問題もあります。
超音波で脂肪をほぐして吸引することは、効率の改善と吸引ムラを減らすのに役立ちます。
チューメセント法
脂肪吸引を行う前に脂肪の層から脂肪細胞を取りやすくするため、鎮痛・出血抑制の薬剤をブレンドした溶液を体内に注入する方法です。脂肪細胞を溶液で浮き上がらせることで脂肪を取りやすく、脂肪を吸引した後も溶剤で鎮痛・止血することができます。
無理やりに取り込まないことでボディラインが安定するのです。
ボディジェット法
チューセメント法と同様に薬剤を注入するのですが、特殊なカニューレを用いて薬剤を勢い良く水流を作って流し込みます。その水流の力でより効果的に脂肪を浮かし上げ、脂肪を吸引することができるのです。
吸引の時間が短縮できる事から身体のダメージ軽減につながり、術後の回復が早まります。
ハイパーインフレート法
チューセメント法と同様に薬剤を注入するのはボディジェット法とも同じですが、皮下脂肪の細胞の層をより深くまで浮かすことができる方法です。吸引の幅が今まで以上に広くなり、より多くの脂肪の吸引が可能になります。
PAL法
特別なカニューレを用いて、ハイパーインフレート法の溶液注入と吸引を平行して行う方法を指します。吸引するまでの事前準備の時間が短縮でき、患者さんの身体へのダメージがより少なく出来るメリットがあります。


